2024年10月28日に政治団体「みんなでつくる党」の大津綾香代表(31)につきまとい行為をしたとして、政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(57)が軽犯罪法違反容疑で東京地検に書類送検されていたことがわかりました。
立花孝志党首書類送検
警視庁は2024年10月15日、政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首を軽犯罪法違法容疑で書類送検しています。
立花氏は何をしたのか?
立花氏は5月22日に東京都千代田区の路上で、大津氏にスマートフォンを向け、
「質問に答えてください」
「逃げるんですか?」
などと言いながら、数百メートルにわたってつきまっとったということです。
立花氏はその映像を動画投稿サイトに掲載しており、任意の取り調べに対しては「つきまとい行為は成立しない」と容疑を否認しているそうです。
大津氏は6月に被害届を出していたとのこと。
立花氏は書類送検された後、動画投稿サイトに『書類送検された事の説明!』を掲載。
大津綾香代表と立花孝志党首の関係
今回の立花氏の書類送検に至るまでに、大津氏と立花氏は党の代表権や党の資金をめぐって対立していました。ここに至るまでの立花氏の関係をさかのぼってみました。
『政治家女子48党』党首に大津氏が『政治家女子48党』に入ったきっかけ
2023年1月、政治団体『NHK党』の党首だった立花氏が『政治家女子48党』を設立し、候補者の募集をした際に、YouTubeで応募広告を見た大津氏が応募したのがきっかけのようです。
大津氏『政治家女子48党』党首に
2023年3月8日、党首の立花氏はNHK党所属のガーシー議員が、登院して陳謝するという懲罰に応じず除名になった責任を取る形で辞任を表明しました。立花氏はその後任に大津氏を充てると発表し、大津氏は『政治家女子48党』の党首となりました。
党首職を解任後、党から除名される
県知事選投開票日直前の4月7日には、立花氏は大津氏が党首職を3月29日付で解かれ、4月6日付で党から除名されたと発表されました。わずか1か月あまりのことですね…。
その一方で、大津氏は「承認していないので私は政治家女子党首を辞めていません」と自信のXに投稿し、両者の対立は泥沼化しました。
大津氏が党首に代わってから、政治団体『つばの党』団体代表の黒川敦彦氏と政治資金パーティーを企てたり、債権者からの取り付け騒ぎが起きたりとトラブルが続き、大津氏と立花氏の対立はどんどん激化していったようです。
大津氏が『政治家女子48党』の銀行口座を凍結したことが党首職を解かれる大きな決め手となったようです。口座を大津氏名義に変更し口座を凍結したことで、立花氏らが政党助成金などの資金を使用できなくなり、活動がままならない状態になってしまうため立花氏は事態を重く受け止め大津氏の除名を発表するに至りました。
大津綾香氏のプロフィール
大津綾香代表のプロフィールと経歴は下記のとおりです。
大津綾香(おおつあやか)
1992年(平成4年)11月18日生まれ
神奈川県横須賀市生まれ
タレント(ファイブ☆エイトに所属)として活動し、小学生時代にNHKニュース番組「週刊こどもニュース」に池上彰氏の娘役としてレギュラー出演。
海外留学を経て、日本大学芸術部デザイン学科建築コースにて建築を学び、一級建築士事務所で建築デザイナーとして活動。
2023年3月に政治家女子48党党首に就任し、現みんなでつくる党党首に。
まとめ
もともと同じ政党にいた二人でしたが、党の代表権をめぐる争いが勃発。その争いのバックボーンには、党内の資金の流れをめぐってそれぞれの言い分があるようです。今後も様々な情報が飛び交いそうですが、現在のところ両氏の対立はまだまだ続きそうです・・・。